ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、手織りを再開しました。 ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力に縄文も加わりました。

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縄文の編布「アンギン」まとめ(2){アンギン」の語源

弥生時代に “織り” が伝わって、縄文の “編み” は廃れていった

と、考えられていたが・・・

越後地方の一部地域(新潟県十日町付近)で、明治時代まで残っていたのである

その編まれた布は 「アンギン」 と呼ばれていた


「アンギン」 という呼び名は、編み布(アミギヌ) が語源だいわれている

また、質素を旨とした一遍上人はじめ時宗の僧侶たちが袈裟として着用していたことから
その 阿弥布(アミギヌ) から転じたともいわれている


縄文時代の布のことを 「編布=アンギン」 と名付けたのは
「山王遺跡」(宮城県栗原市一迫町)で、縄文の編布を発掘した東北大の伊東信雄教授である
この越後の「アンギン」を見て、酷似していることから、命名したという


縄文の「アンギン」は、布の断片(前出:漆でコーティングされていた)が出土していたものの
編む道具は木で作られていたためか腐ってしまったようで、見つかっていない

しかし越後の「アンギン」が見つかったことで、道具や編み方がわかってきたのである


縄文時代の「アンギン」を編む様子を再現した展示から

DSC09734 - コピー
長野県茅野市「尖石縄文考古館」


体験用の簡易編み台「仙台縄文の森広場」

DSC00148 - コピー
名称は、越後に伝承されてきた「アンギン」による


編み方は、コモヅチを付けたタテ糸に、ヨコ糸をからませて編んでいく “もじり編み” である


越後地方では、織りが伝わっても、木綿糸が手に入らなかったり
また、整経や経糸を張るのに手間がかかるということで
自生していた カラムシ(苧麻)、アカソ、イラクサ、大麻 などで
厚手でざっくりとした作業着(袖なし、前掛け、袋など)を編んでいたそうである



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