ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、宮城産の亜麻で手紡ぎと織りに挑戦中ー 愛犬ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力も紹介します

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60年前に亜麻の花を詠んだ北海道の女流歌人のこと&今日は「亜麻まつりin当別」

息きれて苦しむこの夜もふるさとに亜麻の花むらさきに充ちてゐるべし

この歌の作者は、中城ふみ子 さんといいます

カズの従姉で、長く北海道に住んでいたことがある歌人のMさんから
たしか亜麻のことを詠んだ歌があったよと、教えていただいて
図書館から、この方の歌集や評伝を借りてきて読んでみました

中城ふみ子さんは、1922年(大正11)生まれ
1954年(昭和29)に、32歳で早逝しています

乳がんで、2つの乳房を喪失していました
この歌は、末期の病床で詠まれたものだそうです

ふみ子さんは十勝出身
子どもの頃、初夏に、野を一面に染めて咲いていた青紫の花々
亜麻の花咲く故郷の風景を、なつかしく思い浮かべていたのでしょう


ふみ子さんの短い生涯は、波瀾万丈です
20歳で結婚、3人の子をもうけながら29歳で離婚
その後は、抑圧されてきた反動か、残り少ない命を感じとったのか
生を謳歌するように、奔放に生き、情熱的な歌を残しました
その生涯は、映画にもなったそうです (田中絹代監督・月岡夢路主演)


北海道での亜麻栽培は戦後廃れてしまいましたが、10年ほど前に復活しました
そして、まさに今日、当別町では、「第10回 亜麻まつり」 が開催されていますね
今年は行きませんが、きっと大盛況のことでしょう

昨年見に行ってきた、当別町の「亜麻畑」
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北海道に住むルルの姉、コイケルのマリィちゃんとも会ってきました
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此の夏も歌碑に集へるしあはせをうなづきあへば亜麻の風吹く     田辺 愛子

亜麻栽培復活の記事とどめゐむふみ子えがきしふるさとの景      永田 栄子

年ごとに亜麻を咲かすもいくばくのえにしと思う半世紀経て        笹川 言四

                         (十勝毎日新聞 2009.10.2 「短歌」より 抜粋)

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