ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、宮城産の亜麻で手紡ぎと織りに挑戦中ー 愛犬ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力も紹介します

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丹後ちりめん街道 「加悦」 という町 (山陰山陽紀行4)

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山陰地方に向かって日本海沿いを西へ。
北陸自動車道 敦賀 IC から、近畿自動車道 (開業前で無料) に入りました。

実は山陰山陽へ行ったのは、昨年の9月末、台風が次々襲来していた頃でした。
延ばし延ばししていても仕方がないと、台風に遇うことを覚悟して見切り発車してきていたのです。
高月を出る頃から、雲行きが怪しくなりました。

「道の駅 舞鶴湾とれとれセンター」 二日目の夜は、ここで日本海を北上する台風をやり過ごしました。(暴風雨で明け方まで車が揺れ続けていました)

翌朝も雨が残り、「天の橋立」の景観は望めそうにないので、丹後半島の内陸部へと向かうことにしました。

京都府 与謝野町 加悦 かや に到着。

加悦は 「丹後ちりめん(縮緬) と呼ばれる“しぼ”のある絹織物 で栄えた町です。


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加悦には 「ちりめん街道」 と呼ばれる、江戸~昭和初期の建物が多数残る町並み(重要伝統的建造群保存地区)があります。

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写真右上、昭和初期の木造洋館「旧加悦町役場庁舎」(現・与謝野町観光協会)内で、丹後ちりめんの着物をまとったマスコットキャラ「まめっこまいちゃん」とルル(写真左下)。

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自動織機の機音が響く「ちりめん街道」の町並みを進むと 「旧尾藤家住宅」 がありました。

「尾藤家」は代々の大庄屋で、江戸後期から「生糸ちりめん問屋」として栄え、北前船も所有し、昭和に入ってからは加悦の町長を務めた家柄。

江戸末期の建造に、増改築が行われ、昭和初期に「昭和モダン」と呼ばれる洋館も建築された、広大な屋敷です。

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以前、この住宅で、裂き織り作家の知人が作品展を開いたことある、と聞いていました。
ちょっと訊ねてみると、偶然にも、その作品展を企画したという女性がおいでだったのです。

そのYさんという方から、「尾藤家住宅」を丁寧にご案内していただきました。
そして有り難いことに、その夜は、Yさんのご自宅にまでご招待されたのです。

「尾藤家」から程近いYさんのお宅も旧家で、年代物の調度品がたくさんありました。

ご主人も交えて、この辺りの歴史、風土、文化、見所などを教えていただきました。
与謝野町は、与謝野鉄幹の父親の出身地でもあるそうです。

その日の夜は、Yさんの駐車場が旅の三晩目となりました。

明けて、出発の朝にー
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Yさんご夫婦は、これまでの人生で培ってきたものがにじみ出ている、といった感じで、気品に満ちたお二人でした。(私たちもこんなふうに年を重ねていけたらいいな)

いただいたお土産の中に、こんな素敵な“袱紗”がー

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「大江山 いくのゝ道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立」

和泉式部の娘、小式部内侍の作(小倉百人一首)
あまりに歌が上手いので、母が代作したのだろうと揶揄されて詠み返した歌。
<訳>母が住む丹後は、行くには「大江山」「生野」と幾つもの野山を越えた遠い所にあるので、未だ母からの便りなく文も見ていませんし、丹後の「天の橋立」にも足を踏み入れたことがありません。

ちなみに 和泉式部は、福島県石川町出身。
式部が上洛して、生き別れになった愛猫のエピソードが残る「猫啼温泉」があります。

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| 山陰山陽紀行 | 07:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

素敵な出会いがあり ゆったりと時間が流れているように
感じました。
私はハードル高いですが、ルル家のようなご夫婦を目指して中身の濃い人生を送りたいです!

ご夫婦の旅にルルちゃんが寄り添う姿は、もう自然で当たり前の光景になりましたね。穏やかなルルちゃんだからこそ、旅も出来るのだと思います。
山陰はどちらまで行かれたのか楽しみです。私の仕事先はちょっと遠いかな〜

| えりす新一 | 2015/03/28 16:44 | URL | ≫ EDIT

>えりす新一さん

九州旅行記が長くなってしまい、やっと次に入りました。半年前の山陰山陽をもう一度旅をしている気分になっています。自分史のつもりで、気長に綴っていきたいと思っています。

私は“アラカン”といわれる年になり、夫がリタイアーしてワンコを飼ったり旅に出たり、の~んびりと暮らすようになって、やっと落ち着いて考えることができるようになりました。30代、40代は突っ張っていてうまくいかないことも多かったけれど、今は無駄だったとは思いたくないです。

前向きで豊かな感性をお持ちのエルザちゃんママさん。これからきっと、真に楽しいこと、実を結ぶことがたくさんあると思います。世界一周クルーズも夢でないかもー

| ルルマガ | 2015/03/30 08:01 | URL | ≫ EDIT















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