ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、宮城産の亜麻で手紡ぎと織りに挑戦中ー 愛犬ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力も紹介します

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宇和島伊達藩と仙台伊達藩(瀬戸内四国アート紀行14)

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愛媛県 宇和島市 と、宮城県 仙台市歴史姉妹都市 です。
宇和島10万石は、大阪の陣の恩賞として、江戸幕府から仙台藩(62万石)に拝領されたという経緯があるのです。

宇和島城
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宇和島初代藩主 伊達秀宗は、実は、仙台藩祖 伊達政宗の長男です。

なぜ長男なのに、仙台藩を継がなかったかについては諸説あります。

その一つが、側室の子であったこと。
NHK大河ドラマ 渡辺謙主演の「独眼竜政宗」の中で、側室を秋吉久美子、正室の愛姫めごひめ を桜田淳子が演じ、その辺の機微を表していました。

もう一つの理由に、秀宗が幼くして秀吉の人質に取られ、秀頼の遊び相手として育ったので、幕府に遠慮したためとも言われています。

政宗は、秀宗が宇和島に赴くとき、57人の家来と御用商人まで付けてやりました。
現在も、「57武将隊」としてパレードをしたりして、宇和島の町おこしに一役買っているようです。


宇和島市立伊達博物館 を訪れました。
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宇和島7代藩主 伊達秀紀 ひでただ の特別展が開催されていて、興味深く見てきました。
ここでも歴史が繰り返されていたのです。

秀紀は、6代藩主の側室の子として生まれていました。
しかし、父に、仙台藩主の姫君が輿入れすることになり、その時、正室となる姫に男の子が生まれたら、その子を跡継ぎにするという約束が交わされたのです。
ところがその後、正室には男の子が生まれたものの亡くなってしまい、跡継ぎが回ってきたというわけです。

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秀紀は97歳という長寿を全うし、後年、「天赦園てんしゅえん」という庭を造っています。

政宗の晩年の言葉に、「馬上少年過ぐ 平らかにして白髪多し 残躯天の赦すところ  楽しまざるをこれ如何せん」というのがあります。

秀紀もここまで長生きしたのだから、藩祖 政宗にならってこれくらいの贅沢をしても天は赦してくれるだろう、とその庭を「天赦園」と名付けたのだそうです。

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この辺りからは、「大崎八幡宮」で開講されていた「仙台・江戸学」の中での慶應義塾大学・倉持先生のお話をもとにしています。(ちょっとお勉強しました)

江戸時代、宇和島藩と仙台藩はいろいろと交流があったようです。
宇和島藩は初めの頃、仙台藩から財政援助をしてもらっていましたが立て直しに成功しました。、
また宇和島藩代々の藩主が長生きだったこともあり、江戸城で上座になったことで、一悶着あったりもしたそうです。
仙台藩が本家で宇和島藩が末家ばっけであるという仙台側の主張に対し、宇和島側はそれぞれ独立した藩であるという見解を示しました。

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幕末の戊辰戦争では、仙台藩は「奥羽越列藩同盟」を組み、官軍に対抗しました。
会津が落城してから、官軍は宮城の県境を越え、一戦を交えるばかりになってきていました。

ここで宇和島藩は、息子を仙台伊達家に養子に出していたこともあり、仙台藩の説得に努めたのです。
仙台藩は降伏し、28万石に減封になりました。

明治に入って、廃藩になり華族制に移行した時、宇和島伊達家はその勲功により侯爵、仙台伊達家は伯爵と、位は逆転してしまったということです。

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美味しいものを求めて、宇和島港に面した「 道の駅 きさいや市場 」に来ました。

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大きな道の駅で、海産物や農産物がたくさん並んでいて、珍しい魚、いろいろな種類のみかんなどのほかにも、ご当地ならではのお惣菜やお菓子などに目を奪われました。

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     レストランでは、郷土料理をいただきました。

鯛めし定食  CIMG0806 - コピー
しょうゆ仕立ての冷たい汁の中に鯛の刺身と生卵が入った宇和島独特の漁師飯。  

さつま汁定食 CIMG0805 - コピー
魚と味噌を擦りおろし、きゅうりと海苔が乗った“さつま汁”、これもご飯にかけていただきます。 

   
宇和島港に出てみました。(ちょっと南国っぽい)
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          太平洋の方角を向いて、「えひめ丸」の碑が建っていました。
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           宇和島水産高校はここから5分位の所にあるそうです。
           あのハワイ沖の悲劇から、13年が経つのですね。

* 3.11大震災の後、宇和島水産高校の皆様は新しい“えひめ丸”に乗って、ミカンジュースなど救援物資を宮城県沿岸まで届けてくださいました。感謝と感動したニュースです。

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| 瀬戸内四国アート紀行 | 10:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ルルちゃんはうめちゃんに似た茶色のわんちゃんだと安心出来るのですね。エルザの背中は茶色一色なので期待したいと思います(*^^)v
車でのんびり旅行出来ると 慌ただしい観光旅行と違って色々な出会いもあって良いですね。素晴らしい人生だと思います。

先日お話しした佐賀のお雛様の展示で 6年前に伊達宇和島に嫁いだ鍋島藩のお姫さまのお雛様が里帰りして展示されてました。伊達~宇和島~鍋島・・・と色々ご縁があるのが興味深いですね。私も実物を観ましたが 品格もあり圧巻でした。
http://www.nabeshima.or.jp/main/668.html

今回は難しいかもしれませんが またの機会に呼子唐津~佐賀の地味な?旅もされたらル良いかと思います。

| えりす新一 | 2014/03/12 10:12 | URL | ≫ EDIT

>えりす新一さん

徴古館のHP拝見しました。

宇和島の博物館で、たまたま秀紀公の特別展を観てきましたが、その奥方が鍋島藩の観姫だったのですね。
宇和島を介して、佐賀と仙台が繋がりましたね。
大名家の調度品も展示してありましたが、お輿入れした姫君の衣装や調度品は豪華でしたよ。

九州は、大分から巡っていく予定なので、佐賀までたどり着けるかどうか~

エルザちゃんとの再会、ドキドキします。
よろしくお願いします。




| ルルマガ | 2014/03/12 18:50 | URL | ≫ EDIT















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