ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、宮城産の亜麻で手紡ぎと織りに挑戦中ー 愛犬ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力も紹介します

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「星になったチロ」 福島市浄土平天文台で秋の星空観察

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吾妻山あずまやま をとんがり帽子として、つばのように広がっている 浄土平じょうどだいら

この高原にあるのが、福島市 浄土平 天文台 で、公開天文台としては日本で一番高い所(1,570m)にあるそうです。(月曜休、5~10月は毎週水土の夜間も開館、冬期休館)

この天文台は平成5(1993)年に出来ましたが、この建設のいきさつには、北海道犬 チロ が大きく関わっているのです。(ちなみにSバンクのカイ君と同じ犬種です)

チロの物語は、飼い主の天体観測家、藤井旭さんが本に綴っています。 

     CIMG9064 - コピー (2) (天文台の展示品から)
        「星になったチロ(犬の天文台長)」

縁があって藤井家に来たチロ(女の子)は、美しく賢く成長し、天体観測や隕石捜索で全国を巡る藤井さんの欠かせない道連れになりました。

そして藤井さんが仲間と那須に白河天体観測所を建てた時、チロは皆から推されて 犬の天文台長になったのです。
チロは訪れる人たちをお迎えし、人気者になりました。

藤井さんは光害を避けて全国を巡るうち、福島の山が空気が清浄で星がたくさん見えたため、他の人たちにも見せてあげたいと思うようになりました。

チロを呼びかけ役にして、全国の星仲間たちに声をかけました。

こうして年に一度のチロの星祭り 「星空への招待」 がはじまり、「チロに会いに行こう」を合言葉に1975年から12年間開催されたのだそうです。

    CIMG9066 - コピー - コピー (展示品から)

浄土平は、天文ファン伝説の聖地になりました。
チロが天国に行った後、天文ファンの後押しもあり、この地に天文台が建てられたのです。

オーストラリアにも“チロ天文台”が建てられたり、新しく発見された星に“チロ天文台”と命名されたりしました。

星仲間だった宇宙飛行士の 土井隆雄 さんは、チロを宇宙に連れて行きたいと思い、
スペースシャトル“エンデバー”の中でチロのイラストが入ったTシャツを着、窓にはチロのステッカーを掲げました。

 CIMG9070 - コピー - コピー (展示パネル)



今回の「秋の星空観察」は、福島市観光コンベンション協会の初の試みだそうです。
福島駅に夕方6時に集まり、バスで浄土平に向いました。

天文台の中では、台長さんからお話を聞きながら、天体望遠鏡で星々を覗かせていただきました。
肉眼では見えない M3 (球状星雲)は、線香花火のようにきれいでした。

     CIMG9076 - コピー - コピー (2) (展示パネルから)


台長さんがお薦めの時期は、なんと梅雨時の6月中旬頃。
ここは雲の上なので星空が見え、周りには山野草が咲く時季。
歩いて行ける距離に、浄土平キャンプ場や、吾妻小舎(あずまごや)もあるそうです。

外へ出ると満天の星空。
天の川(ミルキーウエイ)が薄いレースのように流れ、夏の大三角形や秋の大四角形もくっきり見えます。
帰る頃に昇ってきたスバル(プレアデス星団)も、チカチカチカと肉眼で見えました。

外は一けた台の気温と冷え込みましたが、安らいだ気持ちになった一夜でした。

福島市街の美しい夜景を眼下に見ながら、カーブの続く 磐梯吾妻スカイライン を下りてきました。
ここは紅葉の名所でもあり、そろそろ見頃を迎えます。

福島駅には10:30に戻りました。
   CIMG9053 - コピー
   
ルルは駅前の駐車場の車の中でお留守番。
私たちもこのまま休んで、明日は土湯温泉を回って帰ろうね。 
     CIMG8739 - コピー (2)
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