ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、宮城産の亜麻で手紡ぎと織りに挑戦中ー 愛犬ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力も紹介します

2017年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年10月

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半綜絖のもじり織(5)難しい! 奥が深い!

10年振りくらいの、二度目の半綜絖への挑戦は
綜絖への糸の通し方、綜絖枠とペダルとのタイアップなど
糸がどういう動きをするのか、理解するのはやはり難しかった

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開口が良くないことと、糸綜絖とも絡んだりする
経糸の麻糸も毛羽立って絡む・・・織るのもやっかいです

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ここで一旦、気付いたことをまとめてみようと思います

「観音紗」 について

亀甲のようにも見える、観音紗
今回は経糸が細すぎたことと緯糸の色が同色だったので、見え方が効果的でなかった

以前織った「観音紗」(部分)
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(表)            (裏)

経糸が2本引き揃えなので、2本ずつ色を違えた方がわかりやすいと思う
また、11,22の糸通しなので、平織は俗になる
(緯糸を2段ずつ重ねて入れれば、かのこ織になる)

用途にもよるが、麻糸は伸縮性がないので、
柔らかい糸で織ると、空気が入ってふんわりするかな


「菱絽」 の思い出

ずいぶん前になりますが、風通織の着尺が某伝統工芸展に初入選した時
隣りにはやはり初入選だという「菱絽」の着尺が並んで展示されていました
いかにも涼しげな淡い水色で、かすかに地模様らしきものが見て取れます

お互い初入選ということで、講評会や懇親会でも隣同士で話を伺いました
糸は草木で染め、手作業で織り上げたといいます
今回参考にした吉田紘三さんの本には、「菱絽」の組織図も載っていて
綜絖の数も多く、いかに大変なことかがやっとわかった次第です


「薄物」

通院先の待合室で、たまたま読んだ週刊誌の対談記事の中で
ロバート・キャンベルさんがこんな話をしていました

キャンベルさんは、今「伊勢物語」の現代語訳をなさっているそうで
「薄物」という言葉が出てきたとき、紗とか絽が浮かばないと
「伊勢物語」は読み解けないそうです

平安時代に半綜絖があったかどうかわかりませんが
身分の高い人の着物で、カラムシで織られていたようです

正倉院にも、羅の布が収められています
古くは中国、アンデスでも織られていました

そんな昔からあったなんて、奥が深いです


紗・絽・羅の変化織

紗と絽には、組み合わせ方でいろいろな変化織があります
ほらろ、うずらろ、ななめ絽、高貴綾絽・・・

また、羅を織るための半綜絖の仕掛け方は、紗絽の仕掛け方とは異なります

半綜絖はたいへんなので、手もじりで試みてみたいと思っているところです


ビーズレノ or カードによるもじり織

半綜絖の代わりに、ビーズ or カードを織機に取り付けたもじり織


一昔前、織りの友人が講習を受けてきて、さわりだけ教えてもらっていました
どういう動きをするか、これもおいおい取り組んでみたいと思っています

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