ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、宮城産の亜麻で手紡ぎと織りに挑戦中ー 愛犬ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力も紹介します

2016年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年02月

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シンクロして左手用のハンディルームが舞い込みました~♪ そしてポレポレ・・・

久し振りに、友人のYさんから電話がありました
以前織りを通して知り合った人で、今はご主人のご実家のある関東に住んでいます

電話の内容は、仙台時代の知人が開くピアノコンサートのご案内でしたが
久し振りなので近況報告をし合い
彼女はもうすぐ4人目のお孫さんが生まれるとのことで
忙しくなるワと、弾んだ声が聞こえてきました

私の方は、亜麻に取り組んでいることを話しました
でもネ、腱鞘炎をぶり返してしまって、右手を休めている状態なの
良くなるまで、ハンディルーム(東京手織機の卓上機)で試し織りをしてみようかと思ってる
だけど、レバーを右手で押すのはきつそうだ・・・

と話すと、なんというタイミング!
彼女は左手用の(左にレバーが付いた)ハンディルームを持っていて
物置にしまってあるので後で探して送る、使ってないのであげるから、と言うのです

そして、ビックリ!
電話から24時間経たない翌朝9時過ぎ、宅急便でハンディルームが届きました

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お礼の電話を掛けると
彼女は、私からせかしてものを頼まれたことがないので
すぐ物置に行ったら、目の届くところにあったので送ったそうです

Yさんは、穏やかでゆったりとした人です
私も彼女といると、短気なところを出さないでいられたのでしょうね
此度は、すぐに探して早く送って! とせかしてしまったようです

変わらぬYさんの友情に、じーんとなって
届いたハンディルームの前で、しばしたたずんでいました

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ある人が気になって電話をかけてみようかなと思ったら
その人の方から電話がかかってきたー
虫の知らせのような、そんな不思議な事ってありますよね
心理学者のユングは
シンクロニシティ (共時性・意味のある偶然の一致) と名付けています

「弟子に心の準備が出来た時、丁度、師匠がやってくる」
これは、中国の古い諺です

タイミングとか、時期とか、亜麻との出会いにもあったのかもしれません
年を重ねて、いろいろなことから解き放たれて
亜麻は、神様からのプレゼントのように思います
少しで十分幸せ♡

ポレポレ
(ケニア語で、“ゆっくりゆっくり”という意味)


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| 宮城の亜麻 | 06:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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紡ぎのベテランがやってきた~ところが最後に。。。

「由織染織房」の千葉由香さんと初めて出会ったのは、十数年前になります
その後はたまに顔を合わせるだけでしたが
今回、染織教室の先生のおかげで、じっくり話すことができました

彼女は染織教室に長く通って腕を磨き、工芸展に入賞入選し、個展も開き
デパートやマルシェからも声がかかるような存在になっていました
あの頃、小学生だった息子さんも、今は大学を卒業したとか


由香さんが、紡ぎ車を持参して、我が家にやってきました

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実は由香さん、織りより紡ぎの方が好きで
ほぼ独学で、ウールから、絹、綿の紡ぎをマスターしたそうです
羊一頭の毛をまるまる仕入れたこともあるとか


電動スピナーの糸掛けもして、使い方も教えていただきました
(器用な手先に感嘆!)

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糸が細く紡げるよう、円盤が小さいボビンも持ってきてくれました
ウールで練習開始
いい調子~
この調子~


ところが
異変が

腱鞘炎をぶり返してしまった。。。

手の甲から手首にかけて痛みがでて、腕も肘まで痺れる感じ
糸を親指と人差し指でねじって撚りをかける行為がきいたようです

無理は出来んなあ。。。



その由香さん、紡ぎでは亜麻(リネン)が空白だったと興味を示して
自分もぜひ取り組んでみたいと大乗り気です

糸も私が望む太さに紡いであげると言われた時は
なんというか、ホッとした気持ちになりました

この時、宮城の亜麻はまだ糸になっていなかったのです

「浸水」が終わり、次の作業の段階
茎から繊維を剥いだり、櫛やカーダーで梳いたり、と力もいる

ここまでやってきた宮城の亜麻、なんとかやり遂げたいー

願ってもなく、若くて行動力のある彼女の手を借りることにしました

由香さん、いろいろ工夫しましたよ
その取り組みは、後日UPします


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| 宮城の亜麻 | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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横田美和染織展 inせんだいメディアテーク

去る 2016.8/19~24 せんだいメディアテークで
横田美和さんの「第四回染織作品展~四季めぐり~」が開催されました
20年に及ぶ制作活動の中から、40点余りの作品が展示されていました
(作品に触ったり写真を撮ったりOK! ブログUPもOKもらいました)

まず、彼女は、からむし(苧麻)の帯の優れた織り手であります

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波筬や捩りを駆使した高度な技術ですね  


彼女は染織教室の助手や高校の講師を務めながら、研鑽を積んできました
着尺にも挑戦しています

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浮織り、すくい織り・・・繊細です

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美和さんの出発点は、グァテマラの織物に魅せられたことからだそうです

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大学の卒業制作だという、グゥアテマラの民族衣装ウィーピル(縫取織)

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綴れで織った、グァテマラの織りの女神イシチェル


カラフルでモダンなタペストリーの数々、工芸展で入賞・入選した作品です

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亜麻や大麻や黄麻、科(しな)で織った作品もー

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(以上は、展示作品のごく一部です)


会場の一角には、紡ぎ車や天然の糸も展示してありました

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真綿も染めて紡いでいます


染織教室の先生も会場においでだったので、手紡ぎを教えてもらえないかと聞いてみると
紡ぎのベテランがいるからと紹介していただいたのが、由織染織房の千葉由香さんでした

また新たな出会いというか、由香さんとは再会なのですが
亜麻を巡って、動き始めていくことになります



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| 宮城の亜麻 | 00:32 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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手紡ぎの練習を始めたけれど。。。

織りをする人には、素材や風合いを大切にする人と
デザイン(色や形)や組織の方に興味を持つ人がいるといわれます

以前織りをしていた頃、私はアート志向で後者のタイプ
糸を表現の手段としていました
市販の糸を使って、染めも目指す色が欲しいので化学染料が主

今回、亜麻と出会って、自分の欠けていたところを突かれた感じです
素材を大切にしていなかった・・・
織りに対する姿勢まで問われているような思いがします

糸紡ぎはきちんとしたことがないので、一から出直しです

編み物をしていて、糸も紡いでいるという方を訪ねて
スピンドルでの紡ぎ方を見せていただきました

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ターキッシュスピンドルというのを初めて見ました
玉巻に仕上がり、編み物には良さそうですね

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帰ってからネットで調べると、スピパの後で、特に軽いスピンドルは売り切れ状態

良さそうだなと思って、私がネットで取り寄せたのはー

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「 タクリ 」

円盤が金属製ですが、小さくて軽くて、糸も細く紡げそうです
先ずはウールで練習です


亜麻の繊維も外国産のものが輸入品で入っているを知り、練習用に取り寄せました

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ビックリするくらい安い (左から2点はアナンダ、右下は金の羊)


紡ぎ車は何にしようかな~
片足ペダルにしようかな、両足がいいかなと検索していると、電動のものがありました
テーブルの上で紡げるそうで、楽な方がいいと思ってしまった。。。

さっそく届きました、電動スピナー

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ところが組み立て始めてみたものの、導き糸の掛け方がよくわからない。。。

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早まったかなあ。。。

しかし、またまた更なる出会いが待っていたのです


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| 宮城の亜麻 | 11:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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いよいよ亜麻の繊維採取に挑戦~♪

「百聞は一見にしかず」 ということわざがありますが
亜麻に関しては、全くのその逆
百聞どころか、ほぼ知識はありませんでした

マリィ家のブログで亜麻の花の写真を見て、心惹かれたのが始まり
そういえば、織りで使ってたリネンの糸は亜麻から採れるんだと思い出し
途絶えた亜麻の栽培が北海道で復活したことを知り興味を持ちました

ほとんど知識のないまま、「亜麻まつり」を実際見に行った体験は大きく
「一見」から、どんどん広がってきているという状態です


さて、待望の亜麻の茎が手に入りましたよ

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庭で乾燥させて、いよいよ繊維採取の準備です
ここからは一人、未知の世界です

でも私には、「亜麻まつりで」出会った心強い先達がいます

「亜麻まつり」で糸紡ぎを教えていた 「工房 亜麻音」の小野田由美さん
解らないところをメールで問い合わせると
その数倍もの長さの返信を下さり丁寧に教えてくださいます
<ブログ内参考記事: 当別町の「亜麻まつり」(3)「工房亜麻音」さんの手仕事~♪

もう一人が釜石のSさん
とても研究熱心なSさんは、本やネットのコピーを送ってくれたり
なんか双子のお姉さんといった感じの存在です
<ブログ内参考記事: 岩手釜石から「亜麻(リネン)の宝箱」が届きました~♪


数日、乾燥させました

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亜麻の茎は、一見ワラのようですが、外側が硬い木質でできています
繊維はその内側に接着しているので、まず外皮から分離しなければなりません
「浸水」 という作業です
水で木質部分を分解して柔らかくし、繊維を剥がしやすくするのだそうです

ところが、Sさんがおっしゃるには、臭いがかなりきついそうです
例えれば、花瓶に挿しっぱなしにした茎が腐ったような臭い

昔、外国では川に浸けていたそうですが
川の色が茶色に濁り、臭いもきついので環境問題になり禁止されたとか


プラスチックの衣装ケースを予定していたのですが、急きょゴミ容器を使うことにしました

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炎天下の7月下旬30℃超えの日が数日続いた時
ぬるま湯を入れて、重石をし、蓋をしました

「浸水」の日数は、茎の太さや気温などによって違ってくるそうです

十日過ぎたあたり覗いてみると
水の色は茶色で、ぶくぶく泡立ち、臭いもします
外皮の裂け目から繊維が覗いているのが見えました

引き上げて、水で洗ったり、大雨に当てたりした後、乾燥させました

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短期間の浸水だったせいか、臭いは気にならないくらいになりました
ぱりぱりした茎の間から、白い繊維が飛び出しています
採種用ということですが、繊維は十分にありそうですよ (比較のしようがないけど)

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しかし、ここから一山も二山も越えなければならない大変な作業が待っているのです

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| 宮城の亜麻 | 16:25 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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待望の亜麻の茎を分けていただきました~♪

亜麻の秋 (8月)
庄子さんたちは、生育状況などを調査していました

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この頃は、採種用と繊維用があるのもよく知らなかった・・・

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名取の亜麻は、実をいっぱい付けて、採種用とのことですがー

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茎はしっかりしていますよ

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試験的に刈り取った一部を分けてくださいました

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この茎の中に繊維があるんだね

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ただし、実は農家さんに残していくように、と
実を落とす作業は、けっこう大変でした

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さて、うまく繊維を取り出せるかな・・・


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| 宮城の亜麻 | 07:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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宮城の亜麻が実る時~♪

あけましておめでとうございます

ブログを綴ることで
一つ一つ反芻して
一歩一歩進んで
いきたいと思います

今年もルルのブログをよろしくお願いします



「名取の亜麻が収穫期を迎えたので、見に来ませんか」

亘理農業改良普及センターの庄子先生から連絡が入りました
(去ること、昨年8月のことです・・・)

庄子さんは、被災した農地を活用しようと、亜麻の栽培に取り組んでいる方です
賛同して栽培をしている名取市の農家さんで待ち合わせをしました

周りは青々とした田んぼー まだ8月です
しかし、その一角だけは、秋色をしていました
亜麻の実りの光景です

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亜麻は、種を撒いてから120日、開花から70日ぐらいで収穫時期を迎えるそうです

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亜麻の実がびっしり

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参考記事 (昨年6月12日の河北新報から)
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< 続く >

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| 宮城の亜麻 | 06:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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