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「平成万葉集」~ふるさと②屋久島

前出の、Mさんの歌が紹介された同じ番組の中で
屋久島に住む 山尾晴美 さんという方が登場しました
もしや?
・・・カズが愛読する 山尾三省 さんの奥さんでした

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山尾三省 「野の道 宮沢賢治随想」

山尾三省さんは詩人・随筆家で、宮沢賢治に心酔し
究極の地として、屋久島に移住していましたが、62歳で逝去
奥さんと、まだ小学生の3人の子どもたちが残されました。。。

晴美さんは山形出身、故郷からは帰ってこないかと言われましたが
ここ屋久島を子どもたちのふるさとにしたいとそのまま残ったのです

夏、元気いっぱい川に飛び込む子どもたちの様子を歌に詠みました

子らいちど 岩よりそらへ 飛びたちて
のちに落ちゆく 夏のまなかへ


3人の子どもたちは成長して島を離れ、今は一人暮らしです

水や木や とりや石たちと 暮らしきて
いづれ私も 木や水になる




娘のすみれさんは、東京の大学を出て新聞社に勤務していて
都会の喧騒の中で、彼女も歌詠み人になっていました
(ペンネーム“柴野春”)

未来など わからなくても この川を
置き去りにした すると知ってた


こう詠んだすみれさんでしたが
“都会にいると乾いているような感じがする、
自分の中に水が足らない感じがする” と言います

彼女は東京に居場所を見つけようと
一人になる通勤の地下鉄の中で詠みました

目を閉じて 地下に流れる 川になる
メトロの発車音が響いて




山尾三省 さんの、遺言のような言葉が響きます

「 それぞれの人が森羅万象の中にカミを見つけ、
その光の中を深く、静かに歩きなさい 」





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「平成万葉集」~ふるさと①夕張と福島

福島に住む、カズの従姉Mさんは、歌詠み人です

去る4月17日、NHKBSの番組「平成万葉集~第1回ふるさと」
彼女の歌が取り上げられました

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炭鉱の街に住みにし歳月を
廃炉の地にて思えば小雪


Mさんは、北海道夕張に30年住んでいました
結婚した人と15年、ご主人亡き後一人で15年

ご主人の影響で川柳を作っていた彼女は、後に短歌に転じ
全国的に知られるようになりました

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夕張のもうこれきりの夜の底
わがペン先のひたと静止す


そして生まれ故郷の福島に帰った翌年
あの大震災と原発事故に遭ったのです

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こころまで汚染されてくまいにちを
フクシマ人は生きております


彼女の詠んだ歌は英訳もされ、ニューヨークの国連本部で発表されました

Mさんは番組への出演依頼を断り(彼女らしい)
顔も出さず、本名も明かさず、番組宛に手紙を寄せていました
(“美原凍子”はペンネーム)

プロデューサーの方が、Mさんの意を汲んで
夕張と福島の映像を背景に、手紙が読まれました

生田斗真さんが朗読した手紙の最後は、こう綴られていました

花ふる福島と 雪ふる夕張を 結んだ
私のささやかな人生の糸は
運命だった といえば そうなのでしょう




<追記>

私たちも、犬連れキャンピングカーで夕張を訪れています

富良野~夕張~苫小牧(北海道紀行12fin)
コチラ
(一歳半のルルがいるよ)

私たちが夕張駅で遭遇したあの列車・・・
(一日わずか5本という)
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今年3月31日で夕張線が廃線となったそうで
最後の列車を多くの住民と鉄道ファンが黄色いハンカチを振って見送ったー
と、ニュースで知りました


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ナナという名の猫と22年半、共に暮らしたこと

ワンコの ルル が、先日7歳の誕生日を迎えました
人間の齢に換算すると、44歳くらいだそうです
時が経つのは速いもの、ルルには20歳を越えて生きてほしい

私たちはルルの前に猫を飼っていました
ナナ と名付けた白い猫は、正確には 22歳と5か月と28日 生きました
(当時の動物病院では記録だったそうです)


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前々回、ルルは留守番した時、玄関で熱烈出迎えをしてくれることを書きましたが
ナナも玄関のドアを開けると必ず待っていました
車のエンジン音とブレーキ音でわかるようです

時々泊まりに来ていたカズの母が言うには
ぐっすり寝ていても、急にムクッと起きて、玄関に跳んでいったそうです
車がどんなに走っていても、わかるんだね、と感心していたものです


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ナナは15歳過ぎたあたりから、耳が遠くなり
まるっきり聞こえなくなっても、迎えに来ていたので、不思議に思っていました

駐車場は玄関のすぐ前
玄関ドアのガラス窓に、赤いブレーキランプが映るのでわかったようです

さすがに昼間は寝込んでいたりして毎回ではありませんでしたが、
ランプが煌煌と光る夜は、必ず玄関にいました

………………………………………………………………………………

ナナは22歳になった頃から、腎臓の機能が弱まり、食欲がなくなってきて
最後は、4日間だけ寝込んで、真夏の8月8日(2010年)、旅立っていきました


カズのペットロスは、想像以上のものがあったようです

秋が深まるにつれ、帰りが遅くなるようになりました
飲んでくるわけでもないので、仕事が忙しいのかな、くらいに思っていましたが…

その年のクリスマスイブの日、カズはワインと共に一包みの品をプレゼントしてくれました

リボンをほどき包みを開けると、それは一冊の本でした


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ナナ という表題の、カズが手作りした本! 世界に一冊の本!


カズは、私が驚いたり喜んだりしない反応に、少し物足りなく感じたようです
私はというと、あまりにも思いがけなく、すぐには現実のことと受け止められなかった…

夫の、これほどまでのナナへの深い愛に、かなわないな、と思ったし
絵本にして贈ってくれた優しさに、私は値しないな、と思いました

………………………………………………………………………………

カズは、ナナのことを忘れないようにと、エピソードを書き留め始めたのだそうです

そのうち本にしてみようと思い立ち、本にするにあたって
ナナ自らが語るという形にし、女の子のナナを中性的に “ボクはナナ”
という書き出しにしたらどんどん進んだそうです

そして本を、私へのクリスマスのプレゼントしようと思い
クリスマスに間に合うように、居残りして作っていたのでした

同僚の図書司書の資格を持つ人が、装丁を手伝ってくれて
絵の上手な若い後輩が、写真を基に挿絵を描いてくれたそうです
(どちらも女性、モテモテ?)


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“ボクはナナ” の書き出しではじまった本には
共に暮らした22年半の、たくさんのなつかしいエピソードが綴られていました

そして、次のようなエンディングで、ページを終えていました

ユウとカズへ

ボクら辰年三人家族の日々は、ボクの人生そのものだったんだから
ボクは一日に百回も「ナナ! ナナちゃん!」って呼ばれて最高に嬉しかった
三人でなければ駄目だった

二人っきりにしてしまって、ごめんね
これからも二人の生活は続くのだから、こころの願うまま、ゆったりと
安らぎの中で幸せな時間が過ごせるように祈っているよ

ボクは若い頃の体を取り戻すことができました
心配無用です、こっちの世界も快適です

でも二人が恋しくなったら、遊びに行くね
その時は「ナナ ! ナナちゃん!」って呼んでね

“So Long Yu.”  “So Long Kazu.”



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ナナちゃんへ

あれから我が家にワンコのルルが来て、ナナちゃんに妹が出来たよ!

カズったらナナのように、大きなルルを膝に抱っこしたり、肩を揉んだりしています
夜、ルルはカズの布団の足元で眠り
朝はナナほど激しくはないけれど、顔を寄せてきて私たちを起こします

ナナ、ルル、カズ、ユウ・・・ボクたち辰年四人家族・・・ずぅーと




お花の先生が、ナナ22歳の時の様子を、2010年のブログで紹介しています
こちらをクリックしてご覧ください

104歳のナナちゃん♪



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東北楽天の主将・嶋選手に、ジ~ンと。。。

大地震が、熊本から大分に伸びて行って、驚きです
東日本大震災では、語り尽くせないくらいの経験をしました
一日も早い収束をお祈りしています

宮城県の地元紙「河北新報」に載った “縦エール” が反響を呼びました
4月20日、東北放送(TBCテレビ)の野球中継のテレビ欄 (我が家の夕刊から)

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載っている選手名に首をかしげながらも、最初は気が付きませんでした

大地震後の福岡ドームで行われたソフトバンク戦 (4/17)
地元の吉村選手に、9回松井裕樹投手が同点3ラン、12回に2ランを浴びて(投手は戸村)
楽天は、劇的なサヨナラ負けを屈していました (実は私は野球ファンです!)

嶋選手はチャンスで何回も凡退していたので、その試合では代打が出されたりしていました
しかし地元コボスタで行われた、この日の対オリックス戦のナイターでは
ナント、同点ソロホーマーを放ち、迎えた延長12回裏 2死 一・二塁
文字通りのラストチャンスに、あわやホームランかという大逆転打を放ったのです

嶋捕手は、東日本大震災の時 「見せましょう、野球の底力を・・・」という名言を残しています
そしてFA獲得の後も、楽天に残っていてくれています

今回、お立ち台に立った嶋基弘主将は、熊本地震への思いを語りました

「東日本大震災の時に助けられた、今度はぼくたちがサポートする番」
「少しでも力になれるよう、温かい気持ちを送り、日本を盛り上げていきましょう」


ジ~ンときました。。。

それにしても、東北放送の人、縦エールと共に嶋選手の活躍まで予測するなんて凄いです



三春町の続きvol.2の前置きで書き始めましたが、長くなったので桜便りは次回改めてー

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NHK杯フィギィア in宮城

ここ宮城県を会場に開催された今年の「NHK杯フィギュアスケート大会」、最終日のペア・フリーとエギジビジョンを観てきました。

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5年前この会場で行われた大会ではフラワーボーイだった羽生結弦選手、今回は大トリ。
メッセージ性のある「花になれ」の歌に乗り、感情を込めて演じていました。

3.11の時は仙台のリンクで練習していて、氷のリンクが波打つように揺れ四つん這いになって耐えたそうです。
「自分だけスケートをやっていいのか・・・」迷いましたが、失意を乗り越えて自身の中でのスケートの位置付けを確固たるものにしたのです。

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          チャリティブック(印税はアイスリンク仙台へ寄付されます)


今回、私は鈴木明子選手の演技が素晴らしかったと思います。
彼女は大学時代の4年間を仙台で過ごしていました。

長久保コーチが仙台へ指導に来てから宮城県は選手が育ちました。
教え子だった荒川静香さんは16歳で長野五輪に出場しましたが、次の五輪には出れませんでした。
マスコミと世間の毀誉褒貶について、早大の卒論のテーマに「メディアとスポーツに関する考察」として取り上げたそうです。
トリノで手にしたのは一番輝くメダルでした。

しかしオリンピック強化選手に選ばれながら、夢がかなわなかった子たちもいます。


古い映画ですが、倉本聰の初監督作品「時計」(1986年)
中嶋朋子扮する少女スケーターの9才からの5年間・・・“時”の流れの中で展開される出来事を追うストーリーで、哀感のある映画でした。

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この映画に母親とコーチ役で主演していた、いしだあゆみさん、スケートがお上手でした。
それもそのはず、朝ドラ「てるてる家族」のモデルになった一家の姉妹だったんですね。


今会場に展示されていた、震災復興プロジェクト「モザイクアート

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応募された10,840枚の写真から構成されています。

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                                       (部分)

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