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ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、手織りを再開しました。 ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力に縄文も加わりました。

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岩手「浄法寺漆」国産わずか3%の内7割を生産しています

前記事で、浄法寺町は二戸郡と書きましたが、2006年に合併して二戸市になったそうです
「御所野遺跡」がある一戸町は、二戸郡のままです (訂正しました)


英語で “JAPAN” といわれる “漆” ですが
国産の漆液はわずか3%
その内の約7割が、浄法寺じょうぼうじ町で生産されている 「浄法寺漆」 です

浄法寺漆を使った「浄法寺塗」といわれる漆器のお店と工房を訪ねました
天台寺の麓にあります
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お店の前には、実際に漆液を採った木が置かれていました

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漆の樹液が採れるのは、“ウルシノキ”からで
一般に見かける“ヤマウルシ”とは別な種類なのです

15年ほど育ったウルシノキの幹に傷を付けて、樹液を採取し、
樹液を採った木は伐採され、再び新芽から育てるのだそうです

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漆掻き職人になったルル
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一本の木から200gとほんのわずか
「滴生舎」 という店名には
大切な漆を一滴も無駄にしないという思いが込められているのですね


店内は全体のみ写真OKで、奥の工房は撮影NG

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「浄法寺塗」は、シンプルで飾り気はないが、手によくなじんで使い心地がよいといわれます


天台寺の参道入り口に、小さい資料館があり
漆について詳しく知ることができました

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この地方は、古くから漆との関わりがあり
縄文時代の遺跡から、漆を塗った出土品が見つかっています

漆搔きの道具
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「浄法寺塗」は、天台寺の僧侶たちが自分たちの使う器を作ったことが始まりとか
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ウルシノキは、無駄なく利用されたそうです
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漆の実には蝋分が含まれていて、ハゼの実と同じく “和ろうそく” の原料になり
また樹液を採った木で、漁具の浮子(うき)を作って、全国に出荷していたそうです

おもしろかったのは、漆の実が天然のワックスとして、床磨きに使われていたということ
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そしてナント、漆の種を焙煎した “漆の実のコーヒー” もあって
浄法寺町の「桂泉(カツラシミズ)」というお店で供されているそうですよ


<漆に関連したブログ内記事>
青森八戸「是川遺跡」③「漆ジャパン12,600年の物語」


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| 北東北「縄文」紀行(秋田・青森・岩手) | 07:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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岩手県二戸市浄法寺町の瀬戸内寂聴さんが住職だった寺

浄法寺 じょうぼうじ 町は、一戸町と同じく二戸郡でしたが
合併して二戸市になり、一戸町はそのまま二戸郡です

この浄法寺町に、瀬戸内寂聴 さんが住職をなさった天台宗のお寺があります

寂聴さんの 青空説法 が話題になり
法話を聞きに、ツアーも組まれるほどで、たくさんの参拝客が訪れました

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寂聴さんは、1987年から住職を務め、2003年に退いています

その後も法話は年一度行われていましたが
今年は、寂聴さんの体調がすぐれず中止になったそうです
お加減が気遣われますね


そのお寺は、“八葉山・天台寺”

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奈良時代に行基が開山したといわれる古刹ですが、荒廃していました

それを憂えたのが、中尊寺貫主だった 今東光 さん(作家名)
自ら住職になり復興に努めましたが、急逝してしまいます

その後を寂聴さんが継ぎ、ここまで再興したということです


参道入口では、根元から霊水が湧き続けているという桂の大木が迎えてくれました
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ルルも一緒に、参道を登りました
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ところが残念なことに、仁王門も本堂も改修中。。。。。
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傍らに、寂聴さんが訪れた時の住まいと、仮の本堂が入る建物ありました
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この仮本堂に安置されていた御本尊の仏様が美しかった~♪
“聖観音立像” (国重文)
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桂の一木造で、“鉈彫(なたほり)”という均一なノミ跡が美しい
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本堂の裏手にあった、杉の太さにも歴史が感じられます
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*二戸市には、宿に“座敷わらし”が現れる?という“金田一(きんたいち)温泉”もありますよ
(TVで見ただけですけど・・・)


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| 北東北「縄文」紀行(秋田・青森・岩手) | 07:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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岩手県二戸郡一戸町「御所野縄文博物館」ユニークな劇場型展示~!

広大な縄文公園として整備されている 「御所野遺跡」

約4000~4500年前の 800棟 もの竪穴住居や掘立柱建物が見つかっているそうです
大きな縄文村があったのですね

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地図の下の方に、小さく・・・
駐車場から、「きききのつりはし」を渡ると、「御所野縄文博物館」が目の前です


なんでも「御所野遺跡」からは、焼けた住居跡が見つかっており
調査の結果、屋根に土をかぶせた「土屋根」だったことが判明したそうです

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博物館では、ガラス張りの床下に、その焼失住居跡を展示してありました

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また、円形のドーム型の大きな展示室では、ドラマチックな世界が繰り広げられていました

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焼失住居の骨格を中央に再現して
ドーム全体をスクリーンにして、プロジェクトマッピングが映し出されています

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春夏秋冬、ダイナミックな映像と音で
縄文人の生活が紹介されています

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カズも、縄文ワールドの舞台に登りましたよ~ ヒューヒュー♪

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| 北東北「縄文」紀行(秋田・青森・岩手) | 08:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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世界遺産へGO!岩手一戸「御所野遺跡」グッドデザイン賞の屋根付き吊り橋~♪

世界文化遺産を目指している 「北海道・北東北の縄文遺跡群」

「御所野 ごしょの 遺跡」 は、登録リスト17遺跡のうち、唯一岩手県にあります
八戸自動車道 “一戸 いちのへ IC” で降りて、車で5分のところ

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「御所野遺跡」は、広大な公園として整備されていました

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「きききのつりはし」 という名の“吊り橋”は
谷を挟んで立地する遺跡公園と駐車場を結ぶための歩道橋です

一見、竪穴住居を模した建物のように見えますがー

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世界でも珍しいという、屋根付きの木製吊り橋

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2本の鉄柱で吊っているそうです

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「ききき」とは、木製の「木」、奇抜の「奇」、喜びの「喜」などの意味を込めた合成語だそうです


ごめんね、ルッちゃんはここまでだよ、車でお留守番しててね

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吊り橋の中に入ると、屋根はかまぼこ型、通路はゆるく蛇行している

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前が見通せない凝った建築デザイン

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大きく切られた窓から、外の景色が降り注ぐ

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光と影、明と暗がめくるめくように織りなす世界

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さすが、グッドデザイン賞を受賞しているのですね

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吊り橋の終点が見えてきました

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吊り橋を渡り終えると・・・

「御所野縄文博物館」

ここがまた素晴らしかったぁ~♪
次回に続きます

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| 北東北「縄文」紀行(秋田・青森・岩手) | 10:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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青森八戸「種差海岸」&東山魁夷の「道」

種差海岸は、波打ち際まで続いている広い天然芝生地があり

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北東北最大の白浜と、全国でも珍しい鳴砂があり

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岩礁があり、高山植物も咲く、変化に富んだ海岸です

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海岸沿いには遊歩道が続いていて

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この道は、「みちのく潮風トレイル」
三陸海岸(蕪島~福島県相馬市松川浦までの700km)を歩道でつなぐロングトレイルの一区間です

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遊歩道の途中で休憩して、海を眺めるのも安らぎます

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ここにも縄文人が住んでいたのですね

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この種差海岸に、東山魁夷画伯の若き日の傑作「道」のモチーフになった場所があるそうです

記念碑がありました

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ここからスケッチして描いたそうですが・・・(当時はアスファルトでなかった)
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東山画伯の 「道」 の絵はこれです
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(昭和25年)

省略と強調、デフォルメした作品からは、祈りのような深い精神性を感じます

戦争への徴兵、肉親の相次ぐ死を乗り越え
日本画家になることを志して、「残照」に続いて発表された作品です

「残照」については、以前ブロク内にまとめた記事があります
「東山魁夷」展in宮城



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| 北東北「縄文」紀行(秋田・青森・岩手) | 07:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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