ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、宮城産の亜麻で手紡ぎと織りに挑戦中ー 愛犬ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力も紹介します

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半綜絖のもじり織(1)経糸の準備と半綜絖作り

宮城産の亜麻の繊維を生かした織物を、と考えて
“半綜絖のもじり織”に、再挑戦中です

( “ポレポレ”ケニア語でゆっくりゆっくり、ですけど)

宮城産の亜麻の繊維は希少なので緯糸にすることにして、まず経糸の準備
経糸は、手持ちのリネン(晒)を使うことにしました

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かせ上げをして、糸の長さを測り、糊付け

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織りの設計は前とほぼ同じ、本紗、観音紗、空羽 の組み合わせで
いよいよ半綜絖の作成です

すっかり忘れてしまったので、再び織りの先生に教えていただきました
織屋さんをやっていた先生は、“ふるえ(振綜)”と呼んでいます

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滑りのよい丈夫なナイロンの糸を使って
綜絖子の半分より少し長めの輪にしていきます


平織枠2枚、半綜絖枠2枚、半綜絖を留める枠2枚の、6枚綜絖が理想なのだけれど
我が家の8枚綜絖の機は風通織をタイアップしてあって、これは崩したくない

というわけで、先生のお教室の機で織らせていただくことになり
以前と同じ4枚綜絖の機で織りことになりました


<ブログ内関連記事>
リネンの糸で半綜絖のもじり織はどうかな?
吉田紘三さんの本で「半綜絖のもじり織」を見る


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| weaving | 07:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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色に音を感じて(3)ムンカベルテ

前回の続き、「せんだいメディアテーク」
1Fのミュージアムショップのレンタルボックスは、商品の入れ替えが行われたらしく
その日は、ムンカベルテ(英・モンクスベルト)で織った
コースター、文庫カバーなどの小物類が並んでいました


これらも生成りの麻の地に、部分的にカラフルな緯糸が織り込まれていて
色が、五線譜に諧調を刻んでいるように見えて、音を感じたのです



ムンカベルテは、私も以前織ったことがあります
(少ししか残っていませんが、物入れから出してみました)

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麻糸の地に、色糸はフレミッシュ織り用のスウェーデンのウールを使っています


私は十数年前、暖かい色合いのスウェーデンの織物に魅せられて
スウェーデンで織りを勉強してきた方(故人)に
フレミッシュ ムンカベルテ ローゼンゴン ブンデン
一通り教えていただきました


ムンカベルテもローゼンゴンも沢山織りました
特にブンデンは、方眼紙に図形化して、サンタや猫、花などの絵柄を織って
額に入れたり、クリスマスカードにしたりしました


そしてスウェーデン好きが高じて、“ヴェヴ メッサ” という織物の祭典を
観るために、スウェーデンまで出かけました


その時の写真はたぶん古いPCに入ったまんま・・・
おいおい、整理して編集し、ブログにまとめられたらと思っています


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| weaving | 07:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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色に音を感じて(2)蜂巣織り

「オズの魔法使い」を返却するため、仙台市図書館 に行きました
定禅寺通りのケヤキ並木も新緑で眩しい

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図書館は、柱のないガラス張りのビルとして注目された
“せんだいメディアテーク” 内にあります
(伊東豊雄さん設計で、建物は先の震度7の地震でも倒れなかった)

1Fのミュージアムショップの一角には
地元の工房や作家さんのレンタルボックスがあります

先日、知人から、ここで買ってきたという織物を見せてもらって
印象に残っていたので、立ち寄ってみました
それは
生成りの麻の地に“蜂巣織り”の模様が部分的に織り込まれたコースター
でした

ごく普通の蜂巣織りでしたが、
色とりどりの緯糸が波打って、段々に織りなしている模様が
明るくリズミカルで、音楽を奏でるように響いてきました
知人から見せてもらった時、私はよほど心が疲れていたんだね、癒されたんだー

(残念ながら、この日は別な作品に入れ替わってしまっていた)


そういえば、織りを教えてもらっていた頃(十数年前)
私も “蜂巣織り” を織っていたのを思い出して
家に帰ってから物入れを探して引っ張り出してきました

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地の色がちょっと暗めだけど (綿・化学染料)
カラフルで、金糸、銀糸まで使っているじゃない

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私は、この頃あるイメージを持っていたことを思い出しました
それは、薄暗い教会の中、 を通した淡い陽の光が
重厚で磨き上げられた床板に、ガラスの色々を透明で清らかに映している光景
その印象をたぶん表現したかったのだろうと思う・・・

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なんだか、今も好みって変わらないものなんだね
ボチボチ再開した織りだけど、自分の目指す方向がだんだん見えてきた

この蜂巣織りの布はしまい込んでおかないで
継ぎはぎしてバッグにでも仕立てようと思います


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| weaving | 04:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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手もじりで「紗」を織ってみる

もじりの糸の動きを確かめるために
ハンディルームで、手ですくってもじって、まず「紗」の試織をしてみました

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(織りの先生は、“本紗” と言っていました)


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緯糸がしっかり固定されているので、隙間があっても糸は動きません

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Long time a go ですけど、私が教えていただいた時は、4枚綜絖で織りました
(平織の綜絖枠2枚、半綜絖枠1枚、半綜絖を留める綜絖枠1枚)

半綜絖が1つだと、絡む糸と絡まれる糸がずっと同じなので
テンションが違ってくることと、開口も良くありませんでした

半綜絖を2つ作って、綜絖は6枚以上が理想的だそうです
(平織の綜絖枠2枚に、半綜絖枠2枚、半綜絖を留める綜絖枠2枚)

ふむふむ・・・

作品の構想が浮かんできたよ♪
でも、まだ内緒だよ。



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| weaving | 17:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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吉田紘三さんの本で「半綜絖のもじり織」を見る

半綜絖のもじり織 についての技術的な資料はあまりありませんが
吉田紘三さんのこの本の中に、「もじり織を織る」の章で紹介されています

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半綜絖の仕掛けのセットの仕方や糸の通し方、組織図や開口の様子などが
写真付きで、コンパクトながら詳しく説明されています

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半綜絖の仕掛けで織るもじり織は、紗、絽、羅と、その変化組織に分かれます

紗 :
隣り合う2本の経糸が左右に入れ替わってからみ、緯糸で止めたもの

絽 :
紗と平織(3段以上)を組み合わせたもの

羅 :
一本の経糸が左右の経糸とからみ合い複雑な動きをする高度な技術


手ですくってもじれば、自由で大胆な模様ができますが、時間がかかります
半綜絖の仕掛けは制約があるもののタイアップさえすれば、どんどん織り進められます


夏物用として、細い糸で繊細に織られた絽の着物
複雑にからみ合った羅の帯は涼しげですね
特に、襦袢が透けて見える薄手の絽の着こなしは、粋です♪


日本の伝統、先人の知恵は、素晴らしい!!!



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| weaving | 08:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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