ルル紀行

北海道旅行中に亜麻と出会い、宮城産の亜麻で手紡ぎと織りに挑戦中ー 愛犬ルルとの旅や暮らし、東北のディープな魅力も紹介します

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半綜絖のもじり織(5)難しい! 奥が深い!

10年振りくらいの、二度目の半綜絖への挑戦は
綜絖への糸の通し方、綜絖枠とペダルとのタイアップなど
糸がどういう動きをするのか、理解するのはやはり難しかった

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開口が良くないことと、糸綜絖とも絡んだりする
経糸の麻糸も毛羽立って絡む・・・織るのもやっかいです

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ここで一旦、気付いたことをまとめてみようと思います

「観音紗」 について

亀甲のようにも見える、観音紗
今回は経糸が細すぎたことと緯糸の色が同色だったので、見え方が効果的でなかった

以前織った「観音紗」(部分)
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(表)            (裏)

経糸が2本引き揃えなので、2本ずつ色を違えた方がわかりやすいと思う
また、11,22の糸通しなので、平織は俗になる
(緯糸を2段ずつ重ねて入れれば、かのこ織になる)

用途にもよるが、麻糸は伸縮性がないので、
柔らかい糸で織ると、空気が入ってふんわりするかな


「菱絽」 の思い出

ずいぶん前になりますが、風通織の着尺が某伝統工芸展に初入選した時
隣りにはやはり初入選だという「菱絽」の着尺が並んで展示されていました
いかにも涼しげな淡い水色で、かすかに地模様らしきものが見て取れます

お互い初入選ということで、講評会や懇親会でも隣同士で話を伺いました
糸は草木で染め、手作業で織り上げたといいます
今回参考にした吉田紘三さんの本には、「菱絽」の組織図も載っていて
綜絖の数も多く、いかに大変なことかがやっとわかった次第です


「薄物」

通院先の待合室で、たまたま読んだ週刊誌の対談記事の中で
ロバート・キャンベルさんがこんな話をしていました

キャンベルさんは、今「伊勢物語」の現代語訳をなさっているそうで
「薄物」という言葉が出てきたとき、紗とか絽が浮かばないと
「伊勢物語」は読み解けないそうです

平安時代に半綜絖があったかどうかわかりませんが
身分の高い人の着物で、カラムシで織られていたようです

正倉院にも、羅の布が収められています
古くは中国、アンデスでも織られていました

そんな昔からあったなんて、奥が深いです


紗・絽・羅の変化織

紗と絽には、組み合わせ方でいろいろな変化織があります
ほらろ、うずらろ、ななめ絽、高貴綾絽・・・

また、羅を織るための半綜絖の仕掛け方は、紗絽の仕掛け方とは異なります

半綜絖はたいへんなので、手もじりで試みてみたいと思っているところです


ビーズレノ or カードによるもじり織

半綜絖の代わりに、ビーズ or カードを織機に取り付けたもじり織


一昔前、織りの友人が講習を受けてきて、さわりだけ教えてもらっていました
どういう動きをするか、これもおいおい取り組んでみたいと思っています

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半綜絖のもじり織(4)波形刀杼で織ってみました

波筬で大胆に織ってみる
波形をした板杼は織りの先生に作ってもらいました
波筬と呼んでいるけど、波形刀杼 と言うらしい
地機で打ち込みに使う刀杼の波形にしたもの

刀と名付けられるにふさわしく、刃先は丁寧にやすりが掛けられていて
ピーンとしている、ほれぼれとするくらい美しいです

もじり織に、ランダムに打ち込んでみる
亜麻の繊維も軽くねじって入れてみました

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これでもかなり強く打ちこんでいるが、経糸が細いので入らない
ランダム過ぎるのか、密度が粗い・・・
もじらないで平織のほうが、緯糸がもっと詰まって入るかも

思い描いていたようには、なかなかいかないなあ~


参考に、昨年の横田美和さんの個展から
横田美和染織展inせんだいメディアテーク
美和さんは染織作家さんですが、からむしの帯の優れた織り手でもあります

波形刀杼 で織った作品
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手もじりの作品部分
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技術力が高い、かなわんなあ~


私の試作はまだ機から降ろしていないが、前回も今回もマフラー分の長さはある
リネンは洗えば洗うほど柔らかくなるので、草木で後染めしてみようかと思っています

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半綜絖のもじり織(3)宮城産亜麻の繊維を緯糸に織ってみました

宮城産亜麻から、採取した繊維と紡いだ糸

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私は右手が腱鞘炎なので、糸を撚ることをセーブしている。。。

でもたった今! ハタと思い付いたのだけど~
左手で紡ぐことができるのではないだろうか!

やってみよう~♪



半綜絖のもじり織 の進捗状況

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本紗観音紗 と 空羽の組み合わせ

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下は中央が (五本絽) になっている部分

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左側の 観音紗 は経糸(晒のリネン)が細すぎてよくわからないかな~


亜麻は、糸になってしまうより繊維の状態のほうが好きなので
軽くねじって、そのまま緯糸の間に入れてみました

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実験作は続きます

<ブログ内関連記事>
カテゴリ 「亜麻」 weaving

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リトアニアのお土産~♪

リトアニアといえば、リネン (亜麻)ですが・・・

以前、輸入雑貨店で購入した、リネンの手織りのテーブルセンター
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リトアニアのリネンの糸も持っていますが、ちょっとグレーっぽく感じます


この度、リトアニアを旅行してきたという友人から、お土産をいただきました
(彼女は織りをしません)

これがいただいた、お土産

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下の方に注目、小さな石が散りばめられています

琥珀 です

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リトアニアは、琥珀 の産地 としても有名なのだそうです


日本の琥珀の産地といったら、岩手県久慈 です

long time ago 青森から太平洋沿いに南下して、久慈に立ち寄った時
“昆虫化石”が入った琥珀を見て来たことがありました(買わなかったけど)

( その時は 久慈川沿いを上流に向かって 岩手県の内陸に入り
安家洞 (あっかどう)龍泉洞 を見学してきました )



今回ちょっと調べてみたら、琥珀の産地ということで
リトアニアクライベタ、という市と、久慈市が姉妹都市になっているのですね

久慈市には、「琥珀博物館」 があって
その敷地内に、「リトアニア館」があり、文化や物産を紹介しているそうです


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半綜絖のもじり織(2)半綜絖を織機にセットして綜絖通し

経糸を整経して、粗筬で幅出し、織機に巻き取る

綜絖枠をセット
1,2枠目は、平織
3枠目に、手作りした半綜絖を上から吊るし
4枠目に、その半綜絖を留める綜絖子を入れる

続いて、綜絖通しと筬通し
1,2と平織を通す
半綜絖は一枠なので、もじる糸と、もじられる糸に分かれます
もじる糸は、半綜絖を留めている4枠目の綜絖を通す
もじられる糸は、設計に従い、もじられる側を通す

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タイアップして織り始めていますが、ペダルと綜絖の動き方がまだよくわからない

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という訳で、この続きはしばらく後になると思います


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